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中学校の部活動の意義
中学校の学校生活における部活動の意義について、文部省が策定した
中学校学習指導要領(平成29年)には、
学校教育の一環として行われる部活動は,異年齢との交流の中で,生徒同士や教員と生徒等の人間関係の構築を図ったり,生徒自身が活動を通して自己肯定感を高めたりする
とあり、生徒の自主的、自発的な参加により行われることから教育課程外として学校教育活動との関連が図られ、非常に意義は大きいとされている。
運動部の目的
要約するとガイドラインでは中学校の運動部運営の目的として、
- 運動習慣の確立
- 心身の健康を保持増進
- 資質・能力の育成
- 教育課程を効率的・効果的に取り組む一貫
としている。
運動部の設置
各学校には様々な運動部があるが、ガイドラインには「生徒のニーズを踏まえた運動部の設置」について言及しており、その地域特性や生徒に合わせた部活動の設置ができるようにガイドラインを定めている。
また、最近の若者の運動量が減っていることを踏まえて「友達と楽しめる、適度な頻度で行える等」の要素も重要であることにふれている。
文化部のガイドライン
運動部同様文化部もガイドラインがあり、こちらは文科省が「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」(平成30年)として定めている。
文化部の目的
中学校学習指導要領には中学校の文化部運営の目的として、「多様な表現や鑑賞の活動等を通して、豊かな心や創造性の涵養を目指した教育の充実に努めること」としている。
こうしたことを踏まえガイドラインでは
生徒にとって望ましい部活動の実施環境を構築するという観点に立ち、文化部活動が以下の点を重視して、地域、学校、分野、活動目的等に応じた多様な形で最適に実施されることを目指す。
としており、
- 多様な表現や鑑賞の活動
- 豊かな心や創造性の涵養
- バランスの取れた心身の成長
- 教育課程を効率的・効果的に取り組む一貫
としている。