つまり人間関係と好奇心の大きさが同窓会へのモチベーションになりそうです。
それでは同窓会に行くメリットはどこにあるのでしょうか?
これは行った人の意見ですが、人間関係が良くなかったとしても時間が経って互いに様々な経験をしたせいか、過去相性が悪かった人でも打ち解け合えることが多いのです。
よく大人になると「角が取れる」などと表現されますが、これは尖っている人ほどそうなる可能性が高いことにあります。
社会に出ると理不尽なことを受け入れざるを得ないことが多く、尖っている人ほど他人と衝突し、自分を顧みる機会が多いためです。
またこうした人に限って、過去相手に不愉快な思いをさせえたことを反省していることが多く、再会すると謝罪から入る人が多いです。
そのため同窓会で再会すると人間関係が概ね良好に働く傾向にあるのです。
また同窓会のいいところは、その場でこの人と今後も付き合うかどうかを決められることにあります。 人間関係を近しくしたい人がいれば、連絡先を交換すればいいし、そうでない人は「次回の同窓会が楽しみですね」とはぐらかしておけばいいのです。
「同窓会に行きたくない」と感じている人がいたら、ぜひ思い切っていってみていただきたいと思います。 ただし上記のように尖った人が丸くなるのは、早くとも30代以降かと思いますので、あまり強いトラウマがある方は40代頃までは無理に同窓会に行く必要はないと思います。
人によってはですが、自慢話を延々と続けたあと「お前はどうなの?(俺の方がすごいだろ)」的な人もいます。とにかく自慢話の相手役は疲れます。
また昔の淡い恋心に対して、その答えを求めていくとちょっと残念な結果になりがちです。傷つかない自信がなければ、昔の恋心を打ち明けるのお勧めできません。
行って価値があるかどうかは、実際にはご本人心次第です。行って旧交を温めることで新しいコネクションが増えたり、楽しい思い出を作れたりすることもありますし、 不躾な一言で傷ついたり、楽しく過ごせずに無駄な時間だと感じるかもしれません。地方であれば費用もバカになりませんし、それ以上のものが得られるかもしれません。
とはいえ一生に何度も行く機会があるものではないので一度は参加してみる者いいかもしれませんね。