僕が小学生の頃は体育館というものはなかったが、講堂があった。音楽の授業はオルガンで行っていたが、ここにピアノが置いてあったので、高学年の音楽の授業や、卒業式などの行事に使われていた。僕が小学校3年生か4年生の6月頃、学芸会があった。僕らの歌の出番の2つ前に6年生だったおもうが、とてもきれいなお姉さんがタクトを振って歌う’ミカンの花咲く丘‘という歌を歌うプログラムがあった。予行演習はこの当時何日も行っていたので、その練習の時、その女の人を見るのがとても楽しみで、わくわくした。あの時以来この歌が好きになり、いまでもこの歌が耳に入るとあの時とその人のことを思い出すことがある。今どうしているのだろうか。
(2016/11/05 10:36:29:今は昔)