校歌には‘夏暑からず、秋早き’とあったのですが、夏の教室はとても暑く、ただ窓を開けるだけであり音楽室からの歌声がよく聞こえ、音楽の授業でもないのに心の中でその歌に合わせて歌って暑さを忘れるようにしたこと思い出します。冬はとても寒いのに、たいして大きくもない四角形の火鉢が教室の前の方に置いてあるだけであり、朝、用務員さんが、火のついた炭を前から置いてあった炭の上に置きに来るのですが、すぐには暖かくはならず、授業が始まると皆が交代で手を温めたものです。弁当箱はその火鉢の周りに置いて温めました。‘宿題は忘れても、弁当は忘れなかったか、よかったね‘なんて先生にからかわれたこともあります。また弁当食べた後はめちゃくちゃ眠くなり、授業中たびたび居眠りし、また、先生にわからないようによくあくびをしたものです。
(2016/11/01 00:09:07:ラケット)