ぼくは転勤族の家庭に育って4年生になる時に神戸の高羽小学校に転校して来たけど、それまでいた学校と違う事がたくさんあって、いろいろびっくりした。これまでは1年生の時の小学校も、2,3年生の時の小学校も、校舎に入ると下駄箱があって上履きに履き替えて上がるのが普通だった。それが神戸の学校では、靴のままで校舎に入るようになっていて、下駄箱というものはなく上履きという物も必要なかった。最初は違和感があったけど、校舎に入る時や出る時に、いちいち履き替える必要がなくなって便利になり、すぐに慣れた。その後高校卒業まで9年間神戸に住んで、中学も高校もそうだったので、すっかり「校舎の入口に下駄箱などという物はない」のが普通に感じられるようになってしまった。
(2018/10/20 17:52:23:クラスのみんなから特別な目で見られていたぼく)