校庭にはマコト幼稚園の方から東西に川が流れ、橋がかかつていた。川の南がわは狭い校庭で、さらに南には鬱そうたる森が広く広がっていた。狭い南校庭のはばは10メートル程で、西の端は小高くなっていて、ポタ山を巡るランニングコースがあった。校庭の西側は八千代台駅から下ってくる道路で、校庭の所が底で南の花見川の方へ上っていくバスも通る広い道路だった。校庭の南の針葉樹林には合間に広葉樹もあり、カブトムシがたくさん取れた。川には蛙やザリガニ、オタマジャクシがいた。森にはロープが何本か張られ、軽い登山訓練みたいなことも体育で行なわれた。広い方の校庭の朝礼台の周りには凍っても枯れない紫や緑の白菜のような植物が植えられていた。階段を登った段差の上の高台に東西にほぼ一杯に3階建ての校舎があり、ウサギやニワトリ飼育ゴヤがあり、校長室の南側にはサルスベリな樹が植わっていた。校舎の北側は整備された庭とストーブに焚べるコークスのおおきなボタ山が、北の崖まで積まれていた。給食等はこちらからトラックで校舎に運び込まれ、炊事室で作られていた。
(2020/05/31 23:02:18:名無し)