この前授業前の雑談で化学のm先生が話してくれたのですが、今から十五年程前、あの古い3棟の化学研究室で夜遅くまで一人で仕事をしていたんだそうです。そのうちガタガタ扉がうるさくなり、m先生は最初廊下の窓が空いていてそこから風が吹いているんだと、そう思っていたらしいんです。けれど、あまりにも長くガタガタ扉がなり、うるさいので窓を閉めようと廊下に行くと窓は一つも空いていない、、おかしいなと思ったらしいんですがまた研究室に戻ったんですね。そうして数時間後今度は扉の取手みたいな、手を掴んで開けるところがガチャガチャなり始めたんです。それでm先生もいよいよこれはおかしいぞって気付いたんです。その日以降もう何年もそんなことがおこってないそうですが今でも一人で研究室にいるとヒヤッとするらしいです。
(2024/07/25 12:33:27:2024/高2生)