年に一冊か二冊ずつ増えていってた雑学ノートがあります。一冊60p(30pの二冊を合体!)の厚いもの。主に歴史についてや苦手な漢字、読んだ本の気になった一節など書き込んでます。これが10数冊になってたのが、一昨年のノートがまだ9割白紙のまま未記入・・・その途絶えた時期を考えると丁度スマホを使い始めた頃に該当。以前なら、目が覚めて頭がスッキリしているうちに本を開いて「あ、この漢字読めるけど書けない」と思うと、そのノートに書き込んで練習したり、とそんなふうに使っていたのが、スマホを持って以来、目が覚めると真っ先にスイッチを入れるのが習慣化・・・情報を仕入れるのは良いのだけれど、様々のコメント欄についつい私見や、人様のコメントに同意や異論を書き込みたくなる。それで数時間を費やしてしまうこともしばしば。困るのは目が疲労困憊し体調にまで影響すること。そんなことを繰り返している自分に気付き、朝イチスマホは止めよう!と決心。どう考えても本に向かい白紙のままのノートにペンを使って何かを書く方がずっと身体にも頭脳にも良い気がする。
パソコンのモニターが壊れて使えなかったつい先日の2ヶ月は熱心にギターを練習するようになったのが、新しいモニターを入手後、また弾かなくなってしまった。数年前には丸半年間、パソコンのない生活を経験したが、圧倒的に読書量が増えた。で、自分の場合はアナログなノートへの書き込みや読書や楽器の練習の方がずっと充実した行動に思える。問題はバランスなのだろう。スマホとかパソコン(ネット)は中毒になる恐れを有している。なんとなくスイッチを入れてしまい、不毛の時間を過ごすことになりやすい。必要があって求めた情報ではなく、ネットが勝手にあれやこれやと示してきて、よほど重要なものなら良いけれど殆どはそうでもない。最悪なのは、自分がコメント欄に投稿した意見にケンカ同然の口調で返信を寄越された時。大抵はやり過ごすけれど、つい反論したくなり、読むだけで大変な長文を返して黙らせる・・・この時間とエネルギー、果たして有益なものと言えるのか?
と、九割白紙のままの一昨年の雑学ノートに気づき、Get Back to アナログの世界=お前のもといた場所へ帰れ!と言われてる気がした。と、言いつつ、それをこうしてスマホで書き込んでいる矛盾 w いかん、いかん、また目が疲れてしまう! (2023/07/22 09:17:34:吾輩は猫であるではない)