日本一名前の長い小学校
日本全国には実に2万以上もの小学校があります。その中でも最も長い名前の小学校はいったいどこなのでしょうか? 日本には設立者を学校名につけることで正式名称としている学校が多いため、この設置名称も含めた正式名称を対象としています。
最も長い名前の小学校
最もなが~い名前の小学校は高知県宿毛市と愛媛県南宇和郡愛南町にある
「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小学校」(こうちけんすくもしえひめけんみなみうわぐんあいなんちょうささやましょうちゅうがっこうくみあいりつささやましょうがっこう)です。実に漢字30文字にもなり、読みについても59音あり文字数、読み方ともに日本一長い名前の小学校といって間違えありません。市区町村合併などにより設置者の市区町村名が変わると名称も変更されることから、時代と共に名前の長さは微妙に変化はしましたが、いずれの時代も日本で最も長い名前であったようです。
ちなみにこうした設置者の名前も含めて最も長かった時代はというと昭和27年~29年、現在の宿毛市が幡多郡宿毛町、南宇和郡愛南町が南宇和郡一本松村だった時代で、 現在よりも4文字多い高知県幡多郡宿毛町愛媛県南宇和郡一本松村篠山小中学校組合立篠山小学校となっていました。
読み方が長い小学校
文字数が長い小学校を見ていきましたが、それでは読み方が長い小学校はどうでしょう?読みについては横浜市にある「よこはまこくりつだいがくきょういくにんげんかがくぶふぞくよこはましょうがっこう」(横浜国立大学教育人間科学部附属横浜小学校)、 「よこはまこくりつだいがくきょういくにんげんかがくぶふぞくかまくらしょうがっこう」(横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校)が同率で2番目に長い読みの学校になります。
小学校の名前が長くなる理由
小学校の名前が長くなるのには概ね①設立者の名前(主に自治体名=市区町村名)が長いものと、②大学や高校・中学などの上級校に附属しているもの、そして③カタカナの名前を使う学校、特にインターナショナルスクールの3通りあるようです。