明星学園中学校テニス部
東京都三鷹市
|
東京都立三鷹中等教育学校テニス部
東京都三鷹市
|
法政大学中学校ソフトテニス部
東京都三鷹市
|
テニス(英: tennis)またはローンテニス(英: lawn tennis)は、二人または二組のプレイヤーがネット越しにラケットでボールを打ち合う球技。オリンピックやパラリンピックで採用されている競技であり、年齢性別、身体的個性を問わず広く親しまれている。
「テニス」の名称はフランス宮廷で行われたテニスの原型であるジュ・ド・ポム (Jeu de Paumme) において、攻守交代の際にサーバーが「トゥネス!」(仏: Tenez!、動詞 tenir の命令形で「(球を落とさないように)取ってみろ」の意、現代フランス語では「トゥネ」と発音する)と掛け声をしていたことにちなむと一般的に言われる。アラビア史研究の権威フィリップ・K・ヒッティ(Philip Khuri Hitti)は、中世にリンネル織物で有名だったエジプトのデルタ地方の都市で、リンネルで球を作ったと思われる「ティンニース」からきているのだろうと述べている。基本的なルールやスコアリング方式はローンテニスと似ている部分もあり、ファイブズ (fives)、ペロタ (Pelota) などのハンドボールから発達した。
日本への伝来には諸説あり、1878年(明治11年)にアメリカ人教師のリーランドが文部省の体操伝習所で紹介したローンテニスが最初であろうという説が有力とされている。このあと、明治期の日本で調達が困難であったローンテニス用具を、安価なゴムボール等の代用品で賄った。これがやがて軟式テニスと呼ばれる様になり、体操伝習所の教師であった坪井玄道が普及に尽力し、伝習所の卒業生が教師となって各地の学校に赴任し伝えることにより独自の発展を遂げ、今日のソフトテニスに至る。